03年12月、APN(アジアプレス・ネットワーク)は新しいウェブ・ジャーナルとして誕生しました。私たちは90年代後半より、新聞や雑誌、テレビよりもっと自由で自立したジャーナリズムの構築を目指してきました。その試行錯誤の結果生まれたのがAPNです。
取材にあたるのは、アジアプレス・インターナショナルのメンバーをはじめ、さまざまな分野で活躍するジャーナリストたちです。日本、朝鮮半島からイラク、パレスチナまでビデオ動画を使いながら、アジアの「いま」を立体的に伝えていきます。国際報道だけでなく、「自衛隊のイラク派兵」「憲法9条」「国際貢献」「死刑制度」「君が代強制問題」「靖国参拝」など、いま私たちの抱える問題の根源に光をあててみたいと思います。
またAPNは双方向のジャーナリズムを実現します。送り手と受け手の壁を崩すのです。コンテンツを素材にしながら、みなさんとジャーナリストたちの活発な議論を行う仕組みを準備しました。志向しているのは、双方向・参加型のジャーナリズムです。
インターネットは「メディア革命」というべき変化をもたらそうとしています。APNの試みは、印刷メディアやテレビでは実現不可能な「未来系ジャーナリズム」構築への第一歩と信じています。
APNウェブジャーナル編集長 野中章弘